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FIFA20〜ウイイレ風の操作変更やおすすめのカメラ設定〜【レビュー】

FIFA20〜ウイイレ風の操作変更やおすすめのカメラ設定〜【レビュー】

Switchにはウイイレがない!?

任天堂Switchでサッカーゲームをしたいと思ったので、さっそく探してみました。サッカーゲームと言ったら、昔プレステ2をやっていた頃に好きだった、サッカーゲームの代表作『ウイニングイレブン』。

友だちと遊ぶときは、とりあえずウイイレ、という大学時代、今にしてみれば懐かしい思い出です。それからしばらくゲームから離れ、久しぶりにゲームがしたくなり、Switchを購入、ウイイレが出ているか調べると、なんとSwitchではウイイレが出ていません。

ウイイレがない代わりと言ってはなんですが、Switchでリアルなサッカーゲームとして人気のゲームが、『FIFA』シリーズです。

ウイイレのメーカーは日本のコナミ、FIFAのメーカーはアメリカのEA Sports、ウイイレとFIFAの細かい違いは、『2大サッカーゲーム「FIFA」と「ウイニングイレブン」の歴史』が参考になります。

さて、プロフィールでも書いているように、僕はゲームで酔いやすい体質で、昔と比較してもちょっと悪化しているので、FIFAはどうなのだろう、と悩んだ結果、ひとまずちょっと前の『FIFA20』を中古で買ってみることにしました。

以下は、Switchの『FIFA20』のレビューになります(オフラインでも遊ぶことができます)。

試しに『FIFA20』を購入

試しに購入した、『FIFA20』。先ほども書いたように、サッカーゲームは、プレステ2で行なっていたウイイレ以来なので、どれくらいのギャップがあるか、また何より大きなポイントの一つである、酔わないか、といった点も含めて、このソフトの感想を書きたいと思います。

酔わないし、普通に面白い

まず、酔うか酔わないか、という点で言えば、だいぶ酔いやすい体質の自分でも、ほとんど酔うということはありませんでした。

設定に関して言えば、後述するカメラ設定も大事ですし、テレビやパソコンなどモニターに映すことで軽減されるというのもありますが、僕としては、普通に酔わずに遊べた、というのが率直な感想です。

それから、もう一つ重要な「面白さ」という点で言っても、『FIFA』は普通に面白かったですし、色々と満足のいくゲームでした。

もしかしたら、ウイイレにしてもFIFAにしても、過去ずっとサッカーゲームを追いかけてきた人にとっては物足りなさもあるのかもしれませんが、久しぶりに触れた自分としては、こんなにリアルになっているんだという驚きや感動も大きかったです。

ウイイレ2009マスターリーグゴール集

たぶん、僕が当時やっていたウイイレは、ウイイレ2009辺りだったと思うのですが、Switchの『FIFA20』は、その頃と比較すると、相当リアルでした。

少なくとも、昔ウイイレをやっていて久しぶりにサッカーゲームをする、という人にとっては、FIFAシリーズは満足できるのではないか、と思います。

FIFA20には日本代表やワールドカップモードがない

ただ、FIFA20で残念だったのは、「ワールドカップモードがない」ことです。

なぜワールドカップモードがないのか、理由はよくわかりませんが、ワールドカップのような形式で戦うことはできません。

また、各国のクラブチーム以外に、各国の代表チームもあるものの、そのなかに「日本代表がない」ことも、ちょっと残念な要素ではあります(Jリーグはあります)。

とは言え、普通に対戦形式で遊ぶ分には問題はないので、シンプルにサッカーゲームを楽しみたい人にとっては、十分満足のいくゲームだと思います。

通常対戦をする場合は、「プレイ」タブの「キックオフ」から可能です。

国の代表チームを選ぶ際は、国名を選ぶ(国名だと、その国のクラブチームの選択になる)ときに「インターナショナル」から選択できます。

また、女子サッカーの代表も選ぶことができ、その場合は、「女子」から選択が可能。女子サッカーの場合は、日本代表もあります。

ウイイレ風にコントローラーの操作変更

操作に関しては、ウイイレとFIFAでは違いがあるものの、コントローラー設定を変えることで、ウイイレと同じように変更することが可能です。

操作をウイイレ風に変更する方法としては、設定に当たって、操作方法の項目が「クラシック」と「NEWコントロール」とあり、この「NEWコントロール」の方を選ぶと、ウイイレの操作と同じ形になります(気になる場合は、細かい設定もカスタムで変更可能です)。

そのため、ウイイレに指が慣れてしまっていても、特に問題はないと思います。

実際、僕自身、十数年前のウイイレの記憶を頼りにFIFAを行なったものの、操作設定をウイイレ風に変えたらすんなりと対応できました。

操作方法も難しくなく、『FIFA20』は、子供でも楽しめるでしょう。

ちなみに、試合中、プレーヤーの周りに、アイコンというか、ボタン表示のようなものがあり、最初はちょっと参考にもなるのですが、慣れてくると邪魔になってくると思います。

これは、設定のうち「トレーナー」という項目から非表示にすることができます。

おすすめのカメラ設定は、「ダイナミック」か「テレビ中継」

酔うか酔わないか、という点の他に、遊びやすさなども含め、僕がおすすめしたいカメラ設定は、一番は「ダイナミック」です。

ダイナミックは、横画面で、割と近場のカメラ位置ではあるものの、昔のウイイレのイメージも、これくらいの距離感だったような気がするので、この形を採用しています。

カメラは、「ゲーム設定」から変更が可能で、細かくカスタムもできます。僕は、ダイナミックにしたあと、カメラズームを0にするという設定で、いつもプレイをしています。

ダイナミックがちょっと近すぎたり合わないようなら、「テレビ中継」や「協力」という設定も、割と遊びやすいカメラ位置です。

カメラ設定を「協力」にして、ゲームスピードを「遅い」にすることで、より現実に近いような感覚で遊べることもできます。

ただ、テレビやパソコンなどの画面で遊ぶ場合は、ちょっと遠すぎると感じるかもしれないので、その場合は、ダイナミックを選ぶとよいと思います。

以上、Switch版の『FIFA20』のレビューでした。